楽器の練習をしていると、「なかなか思うように上達しない」「同じ箇所でミスを繰り返してしまう」と感じることはありませんか?
そんなときに強い味方となるのがメトロノームです。
今回は、メトロノームを活用するメリットと効果的な使い方をご紹介します。
◎メトロノームを使うメリット
1.リズム感が鍛えられる
正確なテンポで練習することで、自然とリズム感が身につきます。
曲全体を安定したテンポで演奏できるようになると、演奏のクオリティが大幅に向上します。
2.テンポを一定に保てる
自分では一定のテンポで弾いているつもりでも、速くなったり遅くなったりしてしまうことがあります。
メトロノームを使うことでテンポを安定させ、演奏をより正確に仕上げることができます。
3.難しい部分を克服しやすくなる
苦手な部分をゆっくり練習してから徐々にテンポを上げることで、無理なく習得することができます。
4.練習の進捗が分かりやすい
「このテンポで弾けるようになった」「もう少し速く弾けるようになった」といった具体的な進歩が感じられるため、練習が楽しくなります。
◎効果的なメトロノームの使い方
1.ゆっくりしたテンポから始める
曲の難しい部分や指が回りにくいフレーズは、まずゆっくりしたテンポから始めましょう。
このとき、「確実にできる速さ」までテンポを落とし、ミスなく演奏できるようになったら少しずつテンポを上げていきます。
楽譜にテンポを書いておくとより達成感を得られます。
2.部分練習に活用する
曲全体を通して練習するのではなく、苦手な部分だけをメトロノームに合わせて繰り返し練習するのが効果的です。
細かいリズムのずれやテンポの乱れも修正しやすくなります。
3.複数のテンポで練習する
最終的に目標のテンポで演奏することがゴールですが、その前に速いテンポや遅いテンポでも練習することで、リズム感と安定感が増します。
たとえば、目標テンポが♩80の場合、♩70や♩90でも練習してみましょう。
本番直前の練習では、目標テンポよりは上げず、遅めのテンポでの練習がおすすめです。
4.拍を分割して鳴らす
メトロノームを四分音符♩で鳴らすほか、八分音符♫など分割して鳴らすことで、より性格にリズムを把握し、身につけることができます。
◎メトロノームの選び方
・デジタル式
スマートフォンアプリや電子メトロノームは、テンポの調整が簡単で、さまざまな機能が備わっています。
スマホされあれば使えるメトロノームアプリは、無料のものでも十分です。
・振り子式
振り子が左右に動くため、音だけでなく視覚的にもテンポを確認できます。
特に初心者の方や演奏しながらテンポがズレやすい方にはおすすめです。
難しい運指の部分などは、特にメトロノーム練習が必須です。
とっても地味で地道な練習で、少々退屈ではありますが、ここを乗り切れば一段とレベルアップが期待できます!
正確なリズム感を身につけ、練習効率を上げるために、ぜひメトロノームを活用してみてくださいね♪
ちなみに私はこちらのメトロノームを使っています。
ダイヤルを回すだけで、素早くテンポを調整できるのでおすすめです!
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その他の練習方法や、一人一人に合った練習方法はレッスンでお伝えしております。
現在独学だけどもっと効率よく上手くなりたい、難しい部分がなかなか上手くならない、という方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しください♪