日々レッスンをしていて、生徒さんが覚えにくそうにしている運指があります。
今回は、特に間違えやすい運指にフォーカスし、それぞれの注意点と正しい運指をご紹介します。
運指を間違えてしまうと、音程や音色が不安定になりやすいので、フルート経験者の方も今一度確認してみましょう!
◎間違えやすい順に
1. ミのフラット(E♭)/レのシャープ(D♯)
高音・中音・低音の全てで運指が少しずつ違い、注意が必要な音です。
・高音域
左手人差し指と小指も押さえる。
・中音域
左手人差し指をはずす。
※これはほとんどの生徒さんが1度は間違えている、または間違えたまま覚えて吹いているので要注意です!
・低音域
左手人差し指を押さえる。
2. 高音域のシのフラット(B♭)/ラのシャープ(A♯)
左手人差し指、右手小指をはずす。
これを忘れると音が鳴らない、または音程がズレます。
3.レ(D)
・中音域
左手人差し指をはずす。
・低音域
左手人差し指を押さえる。
4. 高音域のファのシャープ(F♯)/ソのフラット(G♭)
左手親指は右側(Hのキー)の位置に置きます。
左側(ブチリアルディキー)に置いてしまうと音が綺麗に出ません。
この音は特に出しづらいので、息を細く、スピードをつけて吹くことでクリアに鳴ります。
◎私のおすすめ運指
1.中音域のシのフラット(B♭)/ラのシャープ(A♯)
この運指は3種類ありますが、意外と知られていないのが、このアイス(ais)レバーを使うパターン。
多分プロの奏者は、一番上の運指は滅多に使いません。
2.高音域のラのフラット(A♭)/ソのシャープ(G♯)
運指表に載っていない場合もありますが(この運指表も押さえないことになっていますが)、私は右手中指と薬指をプラスで押さえています。
その方か安定して音が出せます。特に長く伸ばす音のときにはおすすめです。速いパッセージの時は省略してOKです。
◎間違えやすい運指の練習法
1.運指表を再確認する
運指表を確認しながら練習を進めましょう。
特に、今回挙げたような間違えやすい運指は繰り返し見直すことが重要です。
2.テンポを落として練習する
曲中に間違えやすい運指が出てきたら、メトロノームを使い、ゆっくりしたテンポで正確に演奏しましょう。
定着させるためには、速く練習するよりも、正確さを優先することが大切です。
3.音域ごとの練習(オクターブ練習)を行う
同じ音でも、低音・中音・高音で運指が変わります。
それぞれの音域で確実に音が出るように練習しましょう。
間違いやすい運指を理解し、練習を進めることで確実に上達します。
正しい運指を身につけて、美しい音色、正しい音程を目指しましょう!
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当教室では、経験者の方の体験レッスン時には、必ず運指を確認させて頂いております。
部活動や独学の場合は、間違ったままの運指で演奏している場合が多々あります。
一度間違えて覚えてしまったものは、直すのはとても大変ですので、なるべく部活動のレッスンなどで外部講師に確認してもらえると良いですね。
運指が間違っていないか心配な方、綺麗な音色が出ないという方は、体験レッスンも随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください♪